盆栽の種類
盆栽は、大別して木もの・草ものとなります。
さらに、木ものを小分けします。
木もの盆栽の種類
- 松柏類
- 雑木類
- 花もの
- 実もの
盆栽と言えば、木ものが目に浮かびます。
草ものは、初心者には、難しいのでは?
ここでは、木ものの方を取り上げて紹介します。
松柏類の特徴
盆栽では、常緑の針葉樹を松柏類に分類します。
松柏で真っ先に浮かぶのが松を思い出す人が多いのではないでしょうか。
クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツ、シンパク、スギ、ヒノキ、イチイなどがあります。
松柏類は、剛健で長生きするものが多いことから、生命力の象徴と喜ばれています。
雑木類の特徴
盆栽では、落葉樹を雑木類に分類します。
落葉樹は、春の芽だし、初夏の新緑、夏の緑葉、秋の紅葉と黄葉と四季折々に変化しますので一年を通して楽しめる盆栽です。
さらに、様々な樹形に作りやすく丈夫で育てやすい樹種が多いので初心者の一鉢にお勧めです。
モミジ、カエデ、ケヤキ、ブナ、ヒメシャラなどがあります。
枝先の細やかさや葉の色や形、幹肌などを鑑賞できます。
花ものの特徴
盆栽では、花を鑑賞するものを花もの(盆栽)に分類します。
サクラ、サツキ、ウメ、ボケ、ツバキ、チョジュバイ、ツツジなどがあります。
花もの(盆栽)は、松柏類や雑木類と違って花と樹形の両方を楽しめます。
四季に合わせて咲く花を揃えれば年を通して楽しめます。
その中でも、サツキは成長も早く初心者向けにうってこいの一品です。
実ものの特徴
盆栽では、実を鑑賞して楽しむ盆栽をみもの盆栽に分類します。
実は、人が楽しむだけでなくその実を食べに鳥が訪れることもあります。
愛らしい小鳥を眺めているとホット一息できます。
ヒメリンゴ、クチナシ、ピラカンサ、マユミ、カリン、マンリョウなどがあります。
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