盆栽道具 – はじめての盆栽

盆栽道具

盆栽を仕立てていくには、樹木・植えこむ土・植えこむ鉢が必要です。
そして、盆栽を仕立てていく道具も必要となります。
これから、紹介する盆栽道具は代用できるものもありますができたらすこしずつ専用の道具を揃えていくのも楽しみの一つになります。
まず、使用頻度の高い物から用意して必要に応じて徐々に揃えていくのも良いと思います。

盆栽道具の種類と用途

回転台

盆栽を仕立てていく際、正面・裏面・右面・左面とあらゆる方向から樹形の姿を見ながら作業をすることになります。
そんな時、役立つのが回転台です。
回転台を使うと作業がはかどるうえ超便利です。
本格的に盆栽を始めようという方はぜひ揃えておきたい道具です。

昇降式回転台
 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 昇降式回転台の画像  回転台を好みの高さに調節できるようになっています。
盆栽の丈に合わせて調節したり、自分の座高に合わせて高さを調整でき仕立て作業が楽にできます。
 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 卓上式回転台の画像  用途は、昇降式回転台とおなじですが高さ調整ができません。
作業する場所が広くない場合などに使うようにになります。
ちなみに、自分はこちらを使用しています。
必要に応じて別途、用意した台の上に卓上式回転台を載せて高さを調整しています。

ジョウロ

盆栽に水をあげる道具です。
一般のプラスチックのジョウロだと目が粗く水の勢いが強すぎて、鉢上の用土やコケを流してしまう恐れがあります。

盆栽用ノズル
 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 盆栽用ノズルの画像  盆栽の数が多くなったらこちらが便利です。
水のでる目が細かいのを選びます。
手元にコック付きものや先端が交換できるものもあります。
盆栽用 ジョウロ
 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 盆栽用 ジョウロの画像  園芸用のプラスチックのジョウロに比べて目が細かくできています。
目が細かくなっており水が優しくでるので用土を流してしまうことを防げます。
盆栽の数が少ない時はこちらのほうが良いでしょう。

剪定バサミ

 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 剪定バサミの画像  太い枝を切るときに使います。
枝切りバサミでは切れないような太い枝を切る時に使います。
右利き用と左利き用がありますので自分の利き手に合った方を選びましょう。

枝切バサミ

 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 枝切バサミの画像  盆栽で最も基本の剪定するときに使うハサミです。
小枝を剪定するときや、芽摘み、葉刈などの時に使います。

コブ切りバサミ

 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 コブ切りバサミの画像  大きな枝の切口を整えたり、幹にできたコブを切り取るとき使います。 

切り出し小刀

 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 切り出し小刀の画像  さし木・つぎ木・とり木をする時に使います。

盆栽用針金切りバサミ

 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 盆栽用針金切りバサミの画像  針金をかけて盆栽の樹形を作りますその時、針金の切断に使います。

根切りバサミ

 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 根切りバサミの画像  太い根を切るとき使うハサミです。

盆栽用 土入れ

初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 盆栽用 土入れの画像  用土を鉢に入れる時に使います。

土フルイ

 初めて盆栽をはじめるにあたり盆栽を仕立てていく際の盆栽道具 土フルイの画像  用土の微塵を取り除くときにこのフルイにかけて取り除きます。
用土の粒の大きさを調整するときも使います。

用土

赤玉土・鹿沼土・桐生砂・日向砂が主に使われています。

針金

樹形を作るとき・株を止める根止め・鉢底ネットを鉢底穴に固定する時に使います。
枝の太さに応じて径を変えていくため1.2mm/1.5mm/2.5mm の太さの針金を用意しておきましょう。
針金の材質は、アルミニウムと銅。
枝の太さに応じて使い分けます。
枝が細く柔らかい枝にはアルミニウムの方を使います。
硬い枝や幹には銅線を使います。

鉢底ネット

鉢底に敷いて、土の流出防止や防虫に使います。

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